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菊川町の住民主体で取り組むボランティア活動「サロンやすらぎ」

活動 週3回の開放型サロン、月1回の手芸等の交流型サロン、その他ボランティア活動
主催 サロンやすらぎ有志
開催 【開放型】毎週火・木・土 10:00~12:00
【交流型】毎月第2または第3火曜 9:30~
会場

菊川老人福祉センター、菊川老人憩の家

参加者 菊川町内のどなたでも
近隣の高齢者(要支援認定者含む)10数名
交流型サロンの取り組み

~交流型サロンの取り組み~

平成31年1月に菊川町内で独自に実施した住民アンケート(無作為抽出された900名を対象)の結果の一つに「地域における支え合いの仕組みづくりの必要性がある」とありました。そこで「サロンやすらぎ」では、「だれでもが自由に立ち寄れる憩いの場の確保」と「有償ボランティア活動の充実」を目的に、開放型・交流型のサロン活動に取り組んでいます。

健康講座

~健康講座~

活動の実施主体は、「サロンやすらぎ」メンバーや菊川町ボランティア連絡協議会の会員です。民生委員・児童委員、地域包括支援センター職員、社協職員等が参加し、事業の活動継続や課題解決に向けた話し合いの場として「支え合い推進会議」を月1回程度開催しています。会議では「サロン活動資金の確保」が課題に挙がり、令和元年10月に下関市が推進する総合事業B型「住民主体による支援事業通所型」の助成を受けました。このことは、改めて自分たちの活動として意欲的に取り組むことにつながっています。

夏のボランティア体験講座

~夏のボランティア体験講座~

開放型サロンは、近くの高齢者等の自由な語らいの場として、担い手を交代しながら、週3回開催しています。また、月1回の交流型サロンでは、毎回10名程度の参加があり、手芸等を楽しみながら取り組んでいます。参加者の健康維持と他のサロンとの連携や男性の参加促進、世代間交流といった課題に取り組むため、健康講座(年1回)、夏のボランティア特別体験講座(竹の水鉄砲づくりや看板作成など)、ごみプロジェクト(中学生との清掃作業)など、季節感を取り入れてサロンやすらぎを中心に活動を続けています。

事業開始から4年が経過し、地域の高齢者にとっても、身近な居場所や交流拠点として重要な場所になりました。「交通の不便さで参加がしにくい」という声には、生活バスの利用の仕方を提案するなど独自に解決への取り組みもしています。一方で、「男性参加の促進」や「有償ボランティア活動の充実」、「活動拠点の維持」などの課題について、関係機関を巻き込んで協議しています。

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